清算結了登記の費用を請求し忘れる

髭を剃ろうと思って歯磨き粉を手にすることが良くあります。松村です。


個人的に、わりとよくやっちゃうミスってあるよね。
なぜか車の屋根に財布を載せたままで走っちゃうとか。
なぜか携帯電話で話しながら携帯電話探すとか。
なぜか清算結了登記の請求書を出し忘れたりとか。

会社を残念ながら閉じることになった場合。
まず、①会社を解散し、会社を営業を状態から清算事務を行う状態に移行します。
次に、②清算事務が完了したら、会社をこの世から完全に無くします。
登記もこれにあわせて、①解散登記、②清算結了登記の2段階で申請します。

うちの事務所は費用の前払い/預かりをすることはほとんどなくて、申請時(売買の登記など)又は完了後の納品時(相続や会社登記など)に請求書を出させていただくことがほとんどです。
んが。
清算結了登記に関しては、登記完了後には会社がこの世からなくなってます(そのための登記なので)。
請求書を出す相手がいねぇ!代表者/株主個人に出すことも一応は考えられますが、会社のお金を清算し終わった後に個人宛に請求書を出すと、ええ、まあ、ちょっと大きめの会社さんだと困った顔されますわ。
「今更言うな」「ごもっとも!」
会社も個人も区別がつかんような会社さんならまだ、説明すれば「どっちでも一緒や」言うてニコニコ現金払いしてくれますけどねー。コマッタ。

なので、清算結了登記に関しては、解散時に清算結了登記の分まで見積もり/請求せていただくことが多いのですが・・・。
負債がある等の理由で清算結了できない会社さんもときどきいらっしゃるのでね。常に一括して両方の費用を請求できるわけではなく・・・。
バタバタしてると、つい・・・、うっかりと請求し忘れて・・・。
請求書、出しづらいなぁ。でも、出さんと経理に怒られるしなあ・・・。



歯を磨こうと思って、T字カミソリを手にすることが時々あります(怖)