一般社団法人と法人住民税

泣く子と地頭には勝てぬ。松村です。


法人を設立すると、儲かろうと儲かるまいと原則として法人住民税の均等割りが毎年かかります。
私が会社設立の相談を受けたときに、「とりあえず個人事業主から始めたら?」という理由の一つがこれ。

ところで、一言で法人言うても、営利を目的とした法人と、営利を目的としない法人があります。
とりあえず非営利の団体やけど資産や権利関係の管理上法人格が欲しい場合に、毎年固定で税金がかかるのは結構うっとうしい。
例えば町会を法人化したら毎年税金がかかるようになっちゃった、となるとちょっと困っちゃうわけです。

営利を目的としないの団体が法人格を持つ場合、選択肢はいろいろあるけど、設立が一番楽なのは一般社団法人。
(とはいえ、上記のような町会の法人化の場合で不動産を持つ場合には認可地縁団体を選択することが多い)
営利を目的としない一般社団法人にも法人住民税の均等割りは課税されるのか?
原則としては、課税される。
ただし、収益事業を行わない場合、減免措置のある市町村もある。
金沢市の場合は・・・・、電話で問い合わせたところ減免措置はなし。
残念!



コロナ増税、あるんかなぁ・・・・。
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石川県金沢市 司法書士・行政書士 松村義信
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