会社設立の際、資本金を幾らにするか

持続化給付金の締め切りが過ぎた途端に、売り上げが前年同月比の50%を切るという罠。松村です。



会社設立のご相談の際に、「社長、資本金どないしまひょ?」と聞くと、「ナンボ入れたらええねん?」と逆に聞かれます。
金1000万円を準備しないと株式会社は設立できなかったのも今は昔。
理屈としては1円からでも設立できますが、資本金はいくらにするのが正解か。

私が思う正解は、どうせ会社にお金を突っ込まにゃあならんのだから、突っ込む金額を全額資本金にしてしまえ。
です。

会社の設立に際しては、開業費用や当初の運営費用として、どうしてもある程度まとまった金額を会社に入れにゃあなりません。
会社設立の際の資本金は1円からでも良いですが、1円ではボールペン1本買えないからな。

会社にお金を入れる方法としては、ざっくり
 ・資本金として入れる
 ・会社への貸金として入れる
の2種類があります。
設立したばかりの会社の社長さんが、会社からお金を返してもらうことなんか考える必要ないです。
会社が儲からなければ会社への貸金を返してもらうどころの話ではないですし、儲かれば役員報酬など会社から正当にお金が出せます。
通常、最初に会社に入れるお金を貸付金にする意味はないので、それならば全額資本金にして見栄えを良くした方が良いです。
「具体的には幾らなん?」と聞かれれば、「開業費用やら開業当初の運営費用やらで幾ら会社に入れますのん?」と聞き返すことになります。

ただし、資本金の額が1000万円以上になる場合は、税制上不利になる場合があるので税理士さんに相談しましょう。



給付金・・・・
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石川県金沢市 司法書士・行政書士 松村義信
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